ミヤマキリシマ、湯煙浴び満開 雲仙地獄

西日本新聞

一足早く見頃を迎えた雲仙地獄のミヤマキリシマ 拡大

一足早く見頃を迎えた雲仙地獄のミヤマキリシマ

 初夏に長崎県・雲仙を鮮やかな紅紫色の花で彩るミヤマキリシマが、100度近い湯気や熱水が至る所で噴き出す雲仙地獄で早くも花の見頃を迎えている。

 ミヤマキリシマはツツジの仲間で、九州の火山地帯の高山に自生。雲仙・仁田峠などの群落の開花情報を出す雲仙お山の情報館によると、例年ゴールデンウイーク中に咲き始め、5月中旬ごろ満開となる。

 “超早咲き”は、火山活動の影響で地熱が高いのが理由。ガイドの案内で地獄を巡った行楽客は、遊歩道から花を眺め「ちょっと得した気分です」。湯煙の地獄も、花にとっては極楽?

=2019/04/18付 西日本新聞朝刊=