西鉄が大規模会議場建設へ 2000人収容のホール二つ 福岡市に21年春開業

西日本新聞

西日本鉄道が福岡市博多区に開設する「博多国際展示場&カンファレンスセンター」のイメージ図 拡大

西日本鉄道が福岡市博多区に開設する「博多国際展示場&カンファレンスセンター」のイメージ図

 西日本鉄道は18日、大規模な展示会や国際会議を開くMICE(マイス)施設を、福岡市博多区に2021年春にオープンすると発表した。約2千人収容可能な3千平方メートルのホールを2室備えるなど、民営の同種施設では西日本最大となる。福岡市で増加するMICEの誘致を後押しする。

 施設名は「博多国際展示場&カンファレンスセンター」。福岡空港から路線バスで約9分、博多駅から約6分の立地にある子会社の物流倉庫跡地に建設する。西鉄は4月に民営化した福岡空港の運営にも参画しており、空港の利用者増などの相乗効果も狙う。

 施設は4階建てで延べ床面積約1万8千平方メートル。3、4階がホールとなるほか、1階に駐車場、2階に15室の会議室を設ける。企業の研修や株主総会、興行、パーティーなど幅広い用途を見込む。総事業費は数十億円。

 福岡市では、博多港中央ふ頭・博多ふ頭(ウオーターフロント=WF)にある公設の福岡国際会議場、マリンメッセ福岡、福岡国際センターの3施設で17年度は約千件のイベントが開かれ、入場者数は約230万人に達した。一方で施設が不足しており、市はWF地区で新たなMICE施設などの整備を進める方針だ。

 西鉄の倉富純男社長は「民間の知恵とサービスを生かし、福岡市を幅広いMICE需要を取り込める都市にしたい」としている。

=2019/04/19付 西日本新聞朝刊=