【街みらい】子育て環境 黒崎駅ビルに保育園 子ども預けた足で電車通勤

西日本新聞 北九州版

JR黒崎駅ビルに開業した「グラッチャスポーツ保育園」の外観 拡大

JR黒崎駅ビルに開業した「グラッチャスポーツ保育園」の外観

JR黒崎駅ビルに開業した「グラッチャスポーツ保育園」の内部

 北九州市八幡西区のJR黒崎駅ビルに、企業主導型の保育園「グラッチャスポーツ保育園」がオープンした。JR九州の路線では駅施設内の保育園は2例目となり、北九州地区では初。福岡市と小倉中心部双方へのアクセスが良く、出勤時に子どもを預けて電車通勤する生活スタイルが実現可能だ。

 設置者は、九州医療スポーツ専門学校(小倉北区)を運営する学校法人「国際学園」。JR九州が整備した「えきマチ1丁目 黒崎」の4階に入居した。国際学園は「子どもの笑顔で、副都心の活性化に貢献したい」と設置の狙いを説明する。県内で保育園の委託運営事業を手掛ける「ten」(福岡市)が運営し、3月末に開園した。

 保育園は改札口の真上に位置し、保育室などの面積は計約270平方メートル。定員は65人で、0歳児から小学校入学前の5歳児を対象とする。保育士は13人。年度途中でも随時入園を受け付け、5月中旬からは一時保育も始めるという。

 山本健太郎園長によると、現在20人程度の子どもが入園。子どもを保育園に預けた後に電車で小倉方面や福岡市に通勤し、帰りに迎えに来る親もいるという。保育園では国際学園のノウハウを活用し、運動を通じて心身の成長をサポートする取り組みに力を入れる。

 JR黒崎駅前では、象徴的な存在だった井筒屋黒崎店が規模を縮小することを決めた。それでも交通利便性が高いことから、大型マンションの建設も進んでいる。山本園長は「駅前商店街のイベントに保育園の子どもたちと参加し、にぎわい創出の一助になればいい」と意欲をみせる。

=2019/04/19付 西日本新聞朝刊=