選抜高校野球大会に出場する九州勢5校の活躍を伝えるため

西日本新聞

 選抜高校野球大会に出場する九州勢5校の活躍を伝えるため、甲子園球場を初めて訪れた。担当記者3人は12日間、夢の大舞台で躍動する選手や裏方として汗を流すマネジャーを取材。3校が初戦を突破し、明豊(大分)が4強入りする好成績に引っ張られるかのように原稿にも磨きがかかっていく。これが甲子園のもつ魔力かと驚かされた。

 驚いたことはもう一つ。阪神電車に乗っていると、こんなアナウンスが流れた。「甲子園球場には終点の尼崎駅で、向かいの普通電車を通り抜けて、快速急行に乗り換えてください」。「何?」と戸惑っていると、乗客は尼崎駅で隣のホームに停車している両側ドアを開いた電車を通り抜け、線路向こうのホームへ。

 なるほど、急行待ちの電車を通路にし、階段の上り下りを省くのか、と納得。慌てて後に続いて急行に乗り継いだ。甲子園の魔力に合理的な発想-。関西の奥深さに思わずうなった。 (長田周三)

=2019/04/20付 西日本新聞朝刊=

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