移住人気が高まっている福岡県糸島市に新たな玄関口が誕生した

 移住人気が高まっている福岡県糸島市に新たな玄関口が誕生した。JR筑肥線の「糸島高校前駅」だ。周辺には大型住宅地の整備が進み、今後も数棟のマンションが建設され人口は急増する見込みだ。

 駅北側の商業地にはもともと郊外型のスーパー、ホテル、スイーツショップが立ち並び利便性は高い。JRの定期代は距離に比例する。西側の筑前前原駅から天神・博多へ通っていた乗客が定期代を下げるために糸島高校前を利用するなど、人の流れは変わりつつある。

 ただ良いことばかりではない。中心市街地で市役所などが集まる筑前前原駅周辺への影響だ。魅力ある店はあるものの大型スーパーはなく商店街の人通りは少ない。シャッター通り化が加速する恐れがある。福岡市都心部の商店街が元気なのは大型商業施設を目の敵にするのではなくウィンウィンの関係に持ち込んだから。参考になる事例ではないだろうか。 (日高三朗)

=2019/04/22付 西日本新聞朝刊=

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