直方市長選、現職敗れぼうぜん 当選の大塚氏「市政見直す」

西日本新聞

 福岡県直方市長選で当確の情報を受け、22日午前0時すぎ、事務所に姿を現した大塚進弘氏(67)。支持者の拍手を受けて満面の笑みで万歳を繰り返した。

 「見直すべきは見直す」。大塚氏は新市長就任後の仕事に、現職の壬生隆明氏(66)の市政を検証することを挙げた。「(壬生氏は)ことごとく事業や政策にストップをかけた。お金はないが、道路などの基盤整備は着実にやっていく」。選挙戦を通して批判のトーンを強めた。陣営は現市政に不満を抱く有権者の受け皿になったと分析する。

 一方、壬生氏はショックの色を隠せず、「感触は良かった。力不足」。16年ぶりの無投票で初当選した前回は自民、民主(当時)、公明各党の推薦を得たが、今回は「市民主体の政治実現」を訴えた。「何が敗因かは分からない」。ぼうぜんとした表情のままだった。

=2019/04/22付 西日本新聞朝刊=