直方市長選当選の新人・大塚氏 「市政の施策検証、最優先」

西日本新聞

初当選を伝える新聞を手に選挙戦を振り返る大塚進弘氏 拡大

初当選を伝える新聞を手に選挙戦を振り返る大塚進弘氏

 統一地方選後半戦の各選挙が21日に開票された。いずれも現職と新人の一騎打ちとなった県内の3市長選は、直方市長選だけが新人の勝利に終わった。当選から一夜明け、無所属新人で元副市長の大塚進弘(のぶひろ)氏(67)に地域づくりへの意欲などを聞いた。

 22日朝、直方市古町の事務所でマスコミ各社の取材に応じた大塚氏は「市政の施策の検証を早急にやりたい。財政の点検も必要。経費削減が学校現場などの維持管理にも及び、非常に傷んだところがある」と述べ、最優先に取り組む課題を示した。

 市総合政策部長や副市長を務めた豊富な行政経験の持ち主。優先施策として「中心市街地の活性化」を挙げ「まちのイメージの象徴である中心部が衰退しているというのは、市民との共通認識。そこをどうするかが問われる」と強調した。

 再選を目指した現職の壬生隆明氏(66)に2497票差で勝利した。「あれだけの差は不思議。後半に手応えがあって徐々に追い上げ、何とか僅差に持ち込めたかなというのが実感だった」と振り返った。その上で、「(壬生氏が)自らの給与カットを含めて(経費削減を)やろうという姿勢がなかったことも、共感を得られなかった原因ではないか」と分析。自身が壬生市政への批判票を取り込んだとの見方を示した。

 大塚氏は「市長選で新人が現職を破ったのは直方では初めて。これから本当に頑張らないといけない」と決意を語った。

=2019/04/23付 西日本新聞朝刊=

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