議員なり手不足、県内でも 無投票次々、投票率も低下 女性がトップ当選、共産は議席減らす

西日本新聞

県議選佐賀市区で支援を訴える女性候補。統一選では女性の躍進も目立った 拡大

県議選佐賀市区で支援を訴える女性候補。統一選では女性の躍進も目立った

 4年に一度の統一地方選が終わった。前後半で実施された県議選、5市町議選の投票率は軒並み過去最低を記録。議員の「なり手不足」は県内でもみられ、県議選は13選挙区のうち過半数の7選挙区で無投票になったほか、多久市議選も2回連続で無投票だった。女性議員については県議選佐賀市区や伊万里市議選で新人がトップ当選するなど一部で風を起こした。政党別では市町議選で共産党の退潮が目立った。

 県議選は7選挙区で無投票となり、選挙戦となった6選挙区のうち、5選挙区は落選者が1人の少数激戦に。無投票による当選者数は11人で前回13人より少なかったが、定数2の神埼市・神埼郡区では現職1人が引退し、名乗りを上げた新人が県内では20年ぶりに投票を経ずに県議となった。

 多久市議選は前回2015年が無投票だったため、前回より1議席減らして定数15で実施した。しかし、立候補者数も1減の15人にとどまり、県内の市議選では初めて連続無投票になった。

 今回の統一選で、県内の女性議員数は改選前より3人増え、13人が議席を獲得した。県議選では佐賀市区で無所属新人が1万千票余りを獲得しトップで当選を果たし、共産現職と合わせて12年ぶりに女性2人に。伊万里市議選の新人も初挑戦ながら最多得票で当選。定数が8に減った大町町議選も女性が1人増えた。

 政党別では、市町議員選で共産が改選前から3人減らした。多久市議選で現職の後継候補を立てられず、伊万里市議選、江北町議選ではそれぞれ現職が議席を失った。共産党県委員会幹部は「女性候補に票が流れた。若い世代にアピールできるよう戦略を見直したい」と話した。

=2019/04/23付 西日本新聞朝刊=

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