北九州 自民市議団が分裂 議長選巡り対立 新会派結成へ

西日本新聞

 北九州市議会(定数57)の最大会派で22人が所属する自民党市議団(中島慎一団長)から、少なくとも9議員が離脱、自民系の新会派を結成する方針を固めたことが23日、複数の関係者への取材で分かった。議長選出を巡る会派内の対立が理由。新会派の届け出は5月1日付を予定している。

 市議会の自民系会派は2005年も議長選を巡って分裂。その後に関係を修復し、11年に現在の市議団に一本化されていた。

 今年3月、議長だった同市議団の井上秀作氏が体調不良を理由に辞職。関係者によると、後任に現議長の村上幸一氏と別の候補のどちらを推すのかで二分。会派内の選挙で村上氏を選んだが、しこりは解消されずに分裂が避けられなくなったという。議長経験者の片山尹氏(前市議団長)や戸町武弘氏らが新会派に移る。新会派トップは調整中。

 自民党市議団は1月の市長選で、北橋健治市長を会派推薦。新会派関係者は「引き続き北橋市政を支える」としている。現市議団がこのまま13人に減ると、第2会派の公明党と同数になる。

=2019/04/23付 西日本新聞夕刊=