佐世保の子ども劇団が復活へ 演出家・牧さん主宰 8月初演へ劇団員募集

西日本新聞

かつて鹿町町を拠点に活動した劇団を写真で振り返る牧武志さん 拡大

かつて鹿町町を拠点に活動した劇団を写真で振り返る牧武志さん

 佐世保市鹿町町の演出家、牧武志さん(77)が「させぼ少年少女劇団海星(スターフィッシーズ)」を結成する。8月下旬からの初公演に向け、園児から中学2年生までの劇団員を募集中。子どもたちの感性を生かした芝居で、新たな舞台を創造する。

 牧さんは1989年、鹿町町を拠点に子どもの劇団「海風」を結成。13年間にわたり、県内外で40回以上の公演を重ねた。その後は子どもを対象にした自然体験などのワークショップを開催していたが、昨年で一区切りつけたのを機に、子ども劇団を復活させることにした。

 牧さんが得意とする演劇作品は、笑いの要素を含む狂言を現代風にアレンジした「今ことば狂言」。海風では恐妻家シリーズが好評で「子どもが恐妻の芝居をするから、大人にも大ウケした」と振り返る。いずれは、自然をテーマにした悲劇にも挑戦したいと考えている。

 芝居で大切にしているのは感性。細かい演技指導は控え、子どもたちの思うままに動いてもらう。「子どもの感性に任せた芝居は秘めたる力を発揮する」と確信しているからだ。

 練習は佐世保市稲荷町の南地区公民館で週2回程度。会費は月千円。8月30日と9月1日に佐世保市内で初公演を予定している。牧さんは「面白い題材と子どもたちの役者ぶりに、どんな人たちも楽しんでもらえる」と自信を見せる。

 男女10人程度の劇団員と大人のスタッフを募集している。応募締め切りは今月30日。

=2019/04/24付 西日本新聞朝刊=