事務所に「当選御礼」、公選法に抵触の可能性 市長選6選の井上氏 福岡県春日市

西日本新聞

2カ所に「当選御礼」を貼っていた井上澄和氏の事務所 拡大

2カ所に「当選御礼」を貼っていた井上澄和氏の事務所

 統一地方選後半戦で実施された福岡県春日市長選で、6選した無所属現職の井上澄和氏(68)陣営が選挙後、市内の事務所に「当選御礼」と大書した紙を貼り出していた。県選挙管理委員会によると、当選後のあいさつ行為を制限した公職選挙法に抵触する可能性が高い。井上氏の後援会は23日、西日本新聞の取材に「全く意識していなかった」と答え、同日中に撤去した。

 当選御礼を貼っていたのは、選挙中に事務所として使っていた建物。玄関と壁に計2枚あった。後援会によると投開票日の21日夜、当落の判明後に取り付けたという。後援会は「選挙中に迷惑を掛けた地域の皆さんに報告するつもりだった」と説明している。

 公選法では選挙後、当選や落選に関して、あいさつの文書を掲示することなどを禁じている。井上氏は県議を経て1999年に市長選に初当選。昨年から県市長会長も務めている。

=2019/04/24付 西日本新聞朝刊=

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