久留米で車内荒らし多発 1-3月で73件、昨年比3.6倍

西日本新聞 筑後版

 久留米署管内で、車内荒らしが多発している。同署によると、今年1~3月の認知件数は73件で、前年同期の20件から3・6倍増。夜間の駐車中や、買い物に出かけたわずかな合間が狙われ、同署は「車内に貴重品を残さないように」と注意を呼び掛けている。

 73件のうち8割を占めるのが深夜に車のガラスを割る手口だ。民家やマンション、月決め駐車場などに止めた車を外から物色。石やハンマーで窓を割ってバッグなどを奪うまで、「かかる時間はおよそ5秒」(同署)という。

 残る2割は無施錠の車を狙ったもの。子どもの送迎や買い物で、数分間でも車を離れた隙にドアを開けて貴重品を持ち去る。

 1月に18件、2月21件、3月34件と増え続けており、4月も前年の件数を上回る傾向にあるという。

 発生場所は城島町、三潴町などの市南部が多いが、国分町、野中町などの中心部でも起きている。被害額は最高約20万円で、ガラスを割られれば当面は修理代も自己負担になるという。

 署は、車内に貴重品を置かない▽短時間でも施錠を徹底▽アラームなどの防犯機器を取り付ける-などの対策を呼び掛けている。

=2019/04/24付 西日本新聞朝刊=