【動画あり】“水のカーテン”開く 竹田・白水ダム、改修工事で越流止まる

 ダムを流れ下る越流水の美しさで知られる竹田市の農業利水ダム「白水溜池堰堤(はくすいためいけえんてい)」(国重要文化財)で、施設改修のため越流が止まり、堤体の全貌が見られる状態になっている。県によると、越流が再開するのは夏の見込み。長期にわたり越流が止まるのは初めてという。

【動画】竹田市の白水ダム 改修工事の前と後

 コンクリートと石造りのダムは高さ14メートル、幅86メートルで1938(昭和13)年に完成した。堤体の表面は石で覆われ、両翼には特徴的なアーチやひな壇状の構造がある。その技術や造形の美しさから99年に国の重要文化財に指定された。

 93年の台風で土砂が大量流入し、土砂を排出するゲートなどの設備に不具合が生じていた。2024年度完成を目標に改修することになり、まずたまった土砂を除去するため昨年12月から1月にかけて放水。水位が下がり越流が止まった。

 普段はレースのカーテンのような白く美しい水流に覆われている堤体。あらわになった緻密な石組みは、石と石の間に隙間が空いている様子も見える。工事は雨の少ない11月から5月に限られ、6月以降は再び水をためるという。

=2019/04/25付 西日本新聞朝刊=

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