肥前浜宿にゲストハウス2軒 鹿島市 「日本酒や町並み 堪能して」

西日本新聞

ゲストハウスあんどの1階では、そばダイニング龍庵が営業している 拡大

ゲストハウスあんどの1階では、そばダイニング龍庵が営業している

女性専用のゲストハウスあんどの客室 ゲストハウスまるの相部屋にはキッチンを備える

 歴史的な町並みを残す鹿島市の「肥前浜宿」に26日、古民家を改装したゲストハウス2軒がオープンした。このうち1軒には、地酒が楽しめるそば店も開店。鹿島市は酒どころとして知られるが、飲んだ後に泊まれる場所が不足していた。ハウスを開設した肥前浜宿まちづくり公社は「日本酒や町並みを堪能してほしい」と呼び掛けている。

 オープンしたのは、JR肥前浜駅前の「ゲストハウスまる」と、国の重要伝統的建造物群保存地区内にある女性専用の「ゲストハウスあんど」。

 まるは2~6人利用の個室3室と相部屋(2段ベッド)があり、約20人が宿泊できる。古い家具を生かし、寝具にこだわった。特注のタイルシンクを備えた洗面所もある。レトロ感を出し、インバウンド客も意識した造りとなっている。500円で朝食も用意する。

 あんどは、落ち着いた白壁の外観が特徴。女性1~3人が利用できる個室2室と相部屋(ベッド)に約20人が宿泊できる。1階に「そばダイニング龍庵」があり、本格的な十割そばと約50種の日本酒が味わえる。

 まるは月-木曜が一泊3800円と5500円で、金-日曜・祝日が500円増し。あんどは3500~4500円。

 鹿島市には酒蔵が6軒あり、日本酒目当ての観光客が訪れるが、ホテルが1軒しかなかった。まるのスタッフの北御門裕一さん(36)は「宿泊客以外も気軽に立ち寄れる空間にしたい」と話している。肥前浜宿まちづくり公社=0954(69)1555。

=2019/04/26付 西日本新聞朝刊=