おもちゃ病院、日田に“開院” 60-70代、講座受講の8人で発足 毎月第3水曜修理

西日本新聞

無償でおもちゃの修理を行う会員たち 拡大

無償でおもちゃの修理を行う会員たち

 日田市に、おもちゃの修理を無償で行うボランティア団体「ひたおもちゃ病院」(原田秀子会長)が発足し、24日から、同市中城町の市中央児童館で活動を始めた。今後は毎月第3水曜に同館で“開院”する。

 会員は、公務員や会社員などを退職した市内の60~70代の8人。市社会福祉協議会の「おもちゃドクター養成講座」を受講した、もの作りが好きな人たちが集まった。

 この日は、電池で動く犬や光る車、電車の模型など、会場に持ち込まれた子どもたちの「お気に入り」のおもちゃを一つ一つ丁寧に修理。電気工事の仕事をしていたという会員の一人、宇野忠士さん(70)は「修理できたときの子どもたちの喜ぶ顔を見るのは格別ですね」と話していた。

 次回は5月15日午前10時~午後3時。修理してほしいおもちゃを直接持ち込む。テレビゲームやパソコン、エアガンなど修理できないものもある。当日、修理が終わらない場合は「入院」となり、修理して次回開催日に返却する。修理代は無料だが、部品代が必要な場合がある。

 原田さんは「おもちゃ病院を通して、子どもたちの物を大切にする心を養うとともに、おもちゃに残る思い出も大切にしてあげたい」と話していた。

=2019/04/26付 西日本新聞朝刊=