1000人で「令和」の人文字、記念モニュメント作製も 太宰府市

西日本新聞 ふくおか都市圏版

「時を超える素材」との異名がある金属を使った新元号「令和」記念のモニュメントについて、説明する楠田大蔵市長 拡大

「時を超える素材」との異名がある金属を使った新元号「令和」記念のモニュメントについて、説明する楠田大蔵市長

 新元号「令和」ゆかりの地である太宰府市の楠田大蔵市長は25日、5月1日の改元に伴う新事業を発表した。当日は大宰府政庁跡で市内外の千人による人文字をつくり、この10連休中を中心に記念モニュメントも作製する。4月1日の令和公表以降、太宰府市を訪れる観光客増の流れは続いており、市民を交えて奉祝の意を表したい考えだ。

 記者会見した楠田市長によると、令和の人文字は5月1日午前7時半から30分程度、政庁跡中央でつくる。先日の市民会議で市民団体「歩かんね太宰府」から提案があったことを受け、官民の「人文字をつくる会」が主催。参加希望者は、市のホームページから申し込む。「万葉衣装などをまとっての参加を大歓迎します」と楠田市長。

 また、記念モニュメント作製は、令和の典拠である「梅花の歌三十二首」(万葉集)が歌われたのが約1300年前であることにちなみ、「『時の旅人プロジェクト』~時空を超えて1300年」の題目で実施する。

 太宰府市にふるさと納税で1万円を寄付すると、1万年近い耐久性があるというチタンの一種の金属板に名前が刻まれる仕組み。裏面に新元号由来の序文が刻印された金属板は、大伴旅人(おおとものたびと)がかつて過ごした政庁跡に設置される。市長は「モニュメントが『時の旅人』となり、1300年後の未来までいざないます」と述べた。

 このほか、記念グッズとして令和をかたどった同市限定のクリアファイルも制作・販売(1枚300円)する。

=2019/04/26付 西日本新聞朝刊=