博多陥没、土砂撤去始まる 7月ごろトンネル掘削再開へ

西日本新聞

 2016年に大規模な陥没事故が起きた福岡市のJR博多駅前の市営地下鉄七隈線延伸工事現場で、市は25日、陥没現場のトンネル内にたまった土砂の撤去工事を始めた。1月から実施していた水抜き工事を今月4日に終えており、土砂撤去には約3カ月間かかる見通し。撤去後の7月ごろにトンネルの掘削を再開する。市交通局は「これまでのところ工事は順調に進んでいる」としている。

 市交通局によると、水抜きでは懸念された地盤沈下などのトラブルはなかったという。土砂撤去工事では、トンネル内にたまっているとみられる約6200立方メートルの土砂を重機で掘り、クレーンで地上に引き上げる。25日は土砂を積んだダンプカーが相次いで工事現場から出発していた。

 陥没事故の影響で、市は地下鉄七隈線の延伸区間の開業を当初予定より2年延期し、22年度の開業としている。

=2019/04/26付 西日本新聞朝刊=