HTB沢田社長退任 会長就任へ、後任に坂口氏

西日本新聞

坂口克彦氏 拡大

坂口克彦氏

 長崎県佐世保市の大型リゾート施設ハウステンボス(HTB)は26日、沢田秀雄社長(68)が代表権のない会長に就き、後任に坂口克彦最高人事責任者(63)が昇格するトップ人事を発表した。5月21日付。株式上場やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を見据え、経営体制を刷新する。

 沢田氏は、親会社の旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)の会長兼社長も兼務。2010年に経営危機に陥っていたHTBを傘下に収めると、自ら9年間にわたって社長を務め、季節に合わせたイベントを次々と導入。大規模なイルミネーションや花火のイベント、仮想現実(VR)技術を使ったアトラクションなどを打ち出し、HTBを再建に導いた。

 一方、HTBの経営が軌道に乗った後は「僕がいなくても発展させる体制をつくるのが次の仕事」と述べるなど、たびたび社長職を退く意向を示していた。ユニ・チャームとHISで経営に携わってきた坂口氏に上場の実現などを託す考え。5月21日の株主総会と取締役会を経て正式決定する。

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 坂口 克彦氏(さかぐち・かつひこ)新潟大工学部卒。79年ユニ・チャーム。取締役常務執行役員などを経て、14年エイチ・アイ・エス。19年1月から取締役常務執行役員兼ハウステンボス最高人事責任者。富山県高岡市出身。

=2019/04/27付 西日本新聞朝刊=

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