福岡市の待機児童半減 20人に 「未入所」なお高水準

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 福岡市は26日、認可保育所などに空きがなく入所できない待機児童は20人(4月1日時点)で、前年同期から半減したと発表した。ただし、通園可能な保育所はあるが、自宅近くなどの希望を満たせず、順番を待っている子どもを含む「未入所児童」は1272人(199人減)と依然多く、共働き世帯の増加で拡大する需要と供給のミスマッチが続いている。

 市は2015年度からの4年間で、認可保育所や0~2歳児対象の小規模保育事業所など保育の受け皿を約8千人分整備。今年は保育所の定員数(3万9782人)が入所申し込み数(3万9487人)を23年ぶりに上回った。

 市内の未就学児は8万4756人で16年から3年連続で減少する一方、就学前児童に占める申込数の割合は46・6%(対前年比2ポイント増)と過去最高を更新。

 未入所児童数を7区別で見ると、最多は南区(337人)。東区(288人)、博多区(249人)と続き、最少は西区(61人)。年齢別では、育児休業を終えて職場復帰する時期に多い1歳児が620人と約半数を占めた。

 市は本年度も新設や既存保育所の増改築などで1500人分の受け皿を増やす方針。市子育て支援部は「『未入所』が多い地域や需要の多い年齢に対し、重点的に受け皿を整備したい」としている。

=2019/04/27付 西日本新聞朝刊=

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