「県政与党」結成ならず 県議会、新会派構成固まる 自民党県議団が最大

西日本新聞

 4月の統一地方選で改選された県議会(定数87)の新たな会派構成が固まった。自民党県議団は改選前より1増の40人で、引き続き第1会派。国民民主党・県政県議団は会派名を「民主県政クラブ県議団」と改め、改選前より1人多い22人で第2会派を維持した。一方、知事選で小川洋知事を支援して勝利した無所属現職らは「県政与党」会派の結成に至らず、それぞれ「1人会派」を届け出た。会派構成や勢力順は改選前とほぼ変わらず、新任期が始まる30日付で始動する。

 自民分裂構図の知事選で小川氏に対抗した自民県議団からは離脱者が出るとの見方もあったが、党公認で当選した全40人が会派入り。民主県政クラブは国民民主、立憲民主、社民の各党の公認・推薦の当選者ら22人で統一会派を組んだ。公明党は1減の10人で第3会派を保った。

 自民県議団と友好関係にある緑友会は、保守系の無所属新人2人を加え8人でスタート。5月1日以降、同県議団の井上忠敏氏=小郡市・三井郡=が緑友会に移り会長となる見込み。共産党は改選前と同じ2人。

 知事選の対応を巡って自民県議団を退会した武藤英治氏=福岡市城南区=や岳康宏氏=同市中央区=は、小川氏を支援した勢力で「県政与党」会派の立ち上げを模索したが、合意できなかった。武藤、岳両氏以外では、古川忠氏=同市早良区=が引き続き1人で活動。無所属で初当選した吉田浩一氏=福津市=と高橋義彦氏=飯塚市・嘉穂郡=もそれぞれ単独で会派を届け出たため、1人会派は計五つとなる。

=2019/04/28付 西日本新聞朝刊=

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