令和にちなむ食材で夕食会 東峰村の仮設住宅

西日本新聞

 一昨年の九州豪雨で被害を受けた東峰村の仮設住宅「東峰村団地」では30日、序文が新元号「令和」の典拠となった「梅花の歌」(万葉集)や「大宰府」をイメージした夕食を被災者たちが味わった。同団地には現在、20世帯40人が暮らす。夕食会はエフコープ生活協同組合(篠栗町)が食材を提供し、豪雨直後から月に2回ほど開いてきた。

 平成最後の夕食会となったこの日のメニューは、梅の実を混ぜたご飯や紅白うどん、梅ケ枝餅など。コメなどは東日本大震災で被災した福島県産を使った。被災者たちは「梅が酸っぱくない。令和の味がする」と喜んだ。

 8月中旬までに、東峰村団地でも多くが2年の退去期限を迎え、建設中の公営復興住宅などへの転居を余儀なくされる。団地の和田晴輝代表(46)は「不安を抱える人もいるが、新しい令和の時代は良い時代になってほしい」と話していた。

=2019/05/01付 西日本新聞朝刊=

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