博多どんたく開幕 サプライズ「黄門様」に歓声

西日本新聞 ふくおか都市圏版

どんたく広場をパレードする武田鉄矢さん(前列右から2人目)と、手を振るコロッケさん 拡大

どんたく広場をパレードする武田鉄矢さん(前列右から2人目)と、手を振るコロッケさん

 3日開幕した「第58回博多どんたく港まつり」は絶好の行楽日和に恵まれ、新元号「令和」を迎えて初の大きなイベントに、福博の街全体がお祭りムードに包まれた。パレードコースの明治通りでは、祭りの源流「博多松囃子(まつばやし)」の人たちを先頭に、思い思いの衣装を身にまとった「どんたく隊」が行進。市内34カ所の演舞台でも多彩な踊りや演奏などが披露され、汗ばむような陽気の中、会場周辺は大型連休の後半を楽しむ家族連れなどであふれた。

 九州ゆかりの2人の大物タレントが笑いを交えてパレードを盛り上げた。博多座開場20周年の記念公演に出演する博多区出身の武田鉄矢さんと、熊本市出身のコロッケさんが舞台で演じる水戸黄門のご隠居さん姿で登場。沿道の見物客からは拍手と歓声が沸いた。

 2人の出演は前日に発表されたため、多くの見物客にとっては“サプライズ”演出。2人は「印籠」を手にした助さん、格さん役の出演陣や、開場以来20年ぶり参加の博多座社員も引き連れての堂々の練り歩き。沿道に手を振ったり、コロッケさんが志村けんさんの物まねをしたりすると、写真を撮る見物客もいた。

 大学生時代にどんたくの舞台で歌った武田さんは、半世紀ぶりの参加に「楽しく行進できました」。コロッケさんは「憧れの武田鉄矢さんと参加でき本当にうれしく思います」とそれぞれコメントを出した。

 2人が出演する公演「水戸黄門」は5日開幕。コロッケさんが武田さん演じる黄門様に入れ替わる“物まね”もある楽しい舞台。28日まで。

=2019/05/04付 西日本新聞朝刊=