日田の地域おこしに助っ人 フランス人のローランさん 外部の視点で観光振興

西日本新聞

協定締結式に臨む(左から)原田啓介市長、ハレ・ローランさん、上田祐司社長 拡大

協定締結式に臨む(左から)原田啓介市長、ハレ・ローランさん、上田祐司社長

漢字で自書した名前を披露するハレ・ローランさん

 日田市は、民間企業での経験を生かして地域活性化を目指す「地域おこし企業人」を県内で初めて招いた。外部の視点や経験、知識を生かして市中心部の観光客の消費や滞在時間を増やす「晴れまちプロジェクト」を進めていく。

 JR日田駅前や隈、豆田両地区の振興を目指して、市が総務省の人材交流プログラムを活用。4月にIT関連企業「ガイアックス」(上田祐司社長、東京都)と協定を結び、フランス人のハレ・ローランさん(30)の派遣を受けた。

 同社でローランさんは訪日観光コンサルタントとして、他人の日常を体験できる新しい旅を提案する事業に携わった。その経験を生かすため、市では商工観光部に配属された。他の自治体とも連携した経験があり、酒蔵の酒造り体験プログラムを企画するなどしてきた。

 ローランさんは「体験・滞在型のプログラムをつくり街中を活性化する」「訪日外国人客の受け入れを強化、推進するための助言」などに取り組む。

 派遣期間は12月末までの8カ月間。既に自ら同市豆田町の和菓子店で「そば饅頭」を作る体験をしたといい、「日田には文化財も多いし、さまざまな職人がいる。たくさんの人に会って声を集め、ノウハウを生かしていろいろな可能性を探りたい」と語った。

=2019/05/08付 西日本新聞朝刊=

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