室町将軍展に足利尊氏の軍扇

西日本新聞

 九州国立博物館(福岡県太宰府市)は9日、特別展「室町将軍 戦乱と美の足利十五代」(西日本新聞社など主催、7月13日~9月1日)の概要を発表し、室町幕府初代将軍の足利尊氏が愛用した扇「日月図軍扇」(同博物館所蔵)を公開した。

 特別展は、東アジアとの貿易などで育まれた多彩な室町文化を、個性あふれる歴代将軍を切り口に紹介。国宝14点を含む計134点を展示する。軍扇は、金箔(きんぱく)で太陽を、銀箔で月を表しており、尊氏の花押が記されている。

 このほか、足利氏の菩提(ぼだい)寺である等持院(京都市)に現存する歴代将軍の彫像を、初めて寺外で一挙公開する。

 島谷弘幸館長は「室町時代は、茶道や能など現在につながる文化を生み出し、注目されている時代だ」と語った。

=2019/05/10付 西日本新聞朝刊=

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