坂本八幡神社で市職員が解説 太宰府市が11、12日に対応策

西日本新聞 ふくおか都市圏版

平日の10日も太宰府市の大宰府政庁跡前の多目的広場(駐車場)は訪れた車でほぼ満杯だった 拡大

平日の10日も太宰府市の大宰府政庁跡前の多目的広場(駐車場)は訪れた車でほぼ満杯だった

 太宰府市の楠田大蔵市長は10日、新元号「令和」ゆかりの同市への観光客が依然多いことから、今週末の対応策を発表した。人気スポットの一つ、坂本八幡神社で市教育委員会文化財課の技師が大宰府政庁跡などの歴史を解説することが柱。10連休後は中止している政庁跡前の駐車場の警備員も、4人を再び配置する。

 坂本八幡神社は、奈良時代に「梅花の宴」が催された大伴旅人邸跡の候補地の一つ。10連休中は「約5万人が訪れたそうだ」(楠田市長)。しかし7日以降は氏子会が対応を中止しているため、11日と12日の午前8時半~午後4時半に初めて文化財課職員が現地で解説。別の市職員2人も周辺に待機する。

 参拝者に人気の御朱印授与は宗教行為のため、市は関与しない。ただ、市が制作した記念グッズ「令和」クリアファイルを持っての参拝者の記念撮影には、職員が協力する。

 また、市長は「令和」記念の「時の旅人プロジェクト」に約300件の申し込みがあったことも明らかにした。ふるさと納税で1万円を寄付すると、新元号由来の「梅花の歌」序文と寄付者の名前を両面に刻んだ金属板を政庁跡に設置する企画。好評につき、6月末まで受け付ける。

 市長は「ボランティア史跡解説員の方々や氏子会、市職員などが力を合わせて政庁跡周辺の活性化を図っていきたい」と述べた。

=2019/05/11付 西日本新聞朝刊=

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