潮風が育む自然な甘み 熊本・つなぎFARMのサラダたまねぎ

西日本新聞

「チームサラたま」のメンバー 拡大

「チームサラたま」のメンバー

 熊本県津奈木町が町を挙げて取り組む環境保全型農業のプロジェクト「つなぎFARM(ファーム)」。活動グループの一つ、サラダたまねぎの若手生産者有志でつくる「チームサラたま」の実験農場は、不知火海から吹く潮風が当たる場所にある。

 「取材に来たなら、畑でかじるやろー」と、リーダーの篠原俊二さん(48)に促され、皮をむいてガブリ。

 その甘いこと! タマネギ特有のツンとくる刺激もなく、水にさらさなくてもすぐに食べられそう。

 「農薬も肥料も全く使わずにおいしいタマネギができる。高齢化で作り手がいなくなった畑でやってみないか?」。5年前、役場職員にそう持ち掛けられ、ここで栽培を始めた。

 若手とはいえ、それぞれ自分の畑でブランド早生(わせ)タマネギ「サラたまちゃん」を栽培しているプロ農家。そんなうまい話が…と最初は半信半疑だった。

 「栄養が足りないかなと思った時は、海水を500倍に薄めて散布し、ミネラル分を補います。耕作放棄地は、土中の養分バランスが自然に整っていて、病気が出にくいのも幸いしました」と篠原さん。

 「肥料もやらんのに今年は大きくなり過ぎたー」と笑うくらいの豊作。「これが旬」読者の皆さんにも喜びのお裾分けをと、お取り寄せセットを作ってもらった。5キロ入り2500円(税、送料込み)、限定40箱。感動の味をご家庭でも。

 ▼つなぎFARMのサラダたまねぎ 熊本県津奈木町の物産館「つなぎ百貨堂」(午前9時~午後6時)に、電話=0966(78)2000、またはファクス=0966(78)2118=で申し込む。なくなり次第終了。

=2019/05/11付 西日本新聞夕刊=

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