特産ゴボウ ビールに JA菊池など開発 菊陽町で今秋開業 農家レストランで提供

 県内一の生産量を誇る菊池市のゴボウを使ったビールが完成した。その名も「ごぼうのビール」。JA菊池などが、同市産ゴボウの新たな魅力を伝えようと開発。12日に市内であった催しでお披露目され、今後本格的に販売される。JAは「爽やかで飲みやすく、しっかりゴボウの香りもします」とPRしている。

 JA菊池によると、昨年夏からビール製造の「ダイヤモンドブルーイング」(熊本市)と共同で開発を始めた。煮沸時にぶつ切りにした生のゴボウを入れるなどし、ゴボウの風味を出したという。ゴボウに含まれるポリフェノールにより普通のビールよりも赤みがかっているのも特徴という。

 価格は、330ミリリットル入りの瓶1本600円。JA菊池は、今秋に菊陽町で開業する予定の農家レストランで販売する予定。JA菊池の山口博司さん(40)は「あっさりして飲みやすいので、ぜひ試してほしい」と話す。

 JA菊池によると、菊池市は県内でゴボウの生産量の98%を占める。現在、約100軒のゴボウ農家が年間に計1700~2千トンを生産。3月には「菊池水田ごぼう」として農林水産物などの産地をブランドとして保証する農林水産省の「地理的表示(GI)保護制度」に登録された。GI登録は県内4件目。

=2019/05/13付 西日本新聞朝刊=

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