大学卒業から20年の節目に集まったゼミの同窓会で驚いた

西日本新聞

 大学卒業から20年の節目に集まったゼミの同窓会で驚いた。参加した10人のうち、転職を経験していないのは私を含む2人だけ。国際協力から自然エネルギーの分野へ。公務員から新興企業を発掘する仕事へ。転身を遂げた仲間の近況報告に花が咲いた。

 日本企業の慣行である「新卒一括採用・終身雇用」は、就職時の景気次第で一生が左右され、企業でも守りの人材が増え変革を生みづらいなどの制度疲労が指摘される。日本生産性本部が行う新入社員の意識調査で「今の会社に一生勤めようと思っている」と答えた割合は2018年度は51%。近年では12年度の60%をピークに低下傾向だ。働く側の意識も変わりつつある。

 本紙がまとめた地場の20年春採用計画調査によると、通年採用や中途採用の導入・拡充に取り組む企業は31%。この割合をもっと高めていくことが、人材確保に悩む地場企業の活性化にもつながるのではないか。 (前田淳)

=2019/05/13付 西日本新聞朝刊=

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