愛着ある人形に別れ告げ 「ありがとう」…炎に次々と 飯塚市の曩祖八幡宮で「感謝祭」

西日本新聞 筑豊版

 古くなった人形やぬいぐるみを供養する「筑前人形感謝祭」が12日、飯塚市の曩祖八幡宮であった。訪れた人たちは、感謝の気持ちを込めて、愛着のある人形を炎の中に投じて別れを告げた。

 近くの人形店「えびすや」に「古くなった人形をどうしたらいいか」という問い合わせが増えてきたことから、同店の大前光信さん(71)が同八幡宮側に打診し、1995年に始まった。以来、地元住民でつくる実行委が毎年開催し、今年で25回目。

 この日は、全国各地からひな人形やぬいぐるみなど1万体超が集まった。神事の後、参加者は持ち寄った人形を、炎の中にそっと入れていた。長崎県西海市から訪れた女性(44)は、自分のひな人形などを供養。「生まれたときからある人形で、少しさびしい気持ちもあったが、『ありがとう』と感謝を伝えながら入れた」と話した。

=2019/05/13付 西日本新聞朝刊=

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