サニブラウン、ゆかりの福岡で日本記録期待 母の地元 6月日本選手権

西日本新聞

 陸上男子100メートルで日本歴代2位の9秒99をマークしたサニブラウン・ハキーム選手(20)=フロリダ大=は、母の明子さんが福岡県宗像市出身で、出場を予定する日本選手権(6月27日開幕)は福岡市の博多の森陸上競技場が舞台。ゆかりの深い福岡で、日本記録の9秒98の更新が期待される。

 母が里帰り出産したサニブラウン選手は北九州市の病院で誕生。東京育ちながら、福岡の母の実家には幼少時から何度も帰省した。「自然豊かでご飯もおいしい。小学生の頃は虫捕りなどで遊んだ」と懐かしむ。

 陸上を始めたきっかけは、宗像高の陸上部だった母の勧め。ジュニア時代から注目を集め、2017年の日本選手権で100メートルと200メートルを制し、同年秋にフロリダ大に進んだ。昨季は故障の影響で結果を残せなかったが、今年は年明けから好調を維持している。

 日本時間12日に米国であったレースを動画で見た日本陸連の土江寛裕五輪強化コーチ(44)は「日本選手権でとんでもない記録を出すかもしれない」と話す。福岡では日本記録保持者の桐生祥秀選手(23)=日本生命=との「9秒台対決」に注目が集まりそうだ。

=2019/05/13付 西日本新聞朝刊=

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