ドローン使い農薬散布実証事業始まる 和水町でデモ飛行

西日本新聞

デモフライトが披露された農薬散布用ドローン 拡大

デモフライトが披露された農薬散布用ドローン

 和水町や町内の果樹農家などでつくる地元協議会は13日、小型無人機ドローンを使った農薬散布の実証事業に乗りだし、デモフライトを関係者に披露した。6月初旬から実際のミカン畑にまき、病害防除や労働力削減の効果を調べる。

 協議会によると、ドローンの導入費は無人ヘリの約10分の1、4輪噴霧機の約3分の1という。持ち運びが便利な上に1人で取り扱える利点もあり、作業時間の短縮や担い手不足の緩和が期待されている。

 事業は、先端技術を生かした「スマート農業」に対する国の支援制度に県内で初めて採択された。高低差のある傾斜地で栽培されることが多いために無人ヘリでは散布が難しいミカン畑での導入を想定。黒点病の農薬を散布し、来年3月までに課題を検証する。

 町内の小学校跡地で行ったデモフライトには約20人が参加。農薬が付着しやすくなる低空飛行の操縦性などを確認した。同町中和仁でミカンを栽培する池田松治さん(38)は「効果が確認できれば、来年度以降、導入に向けた研究を進めたい」と話していた。

=2019/05/14付 西日本新聞朝刊=

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