大濠公園で探鳥会 16日まで愛鳥週間

西日本新聞

スズメよりも体は小さいが、目が大きくてかわいいコサメビタキ 拡大

スズメよりも体は小さいが、目が大きくてかわいいコサメビタキ

甲高い鳴き声を響かせるシジュウカラ カメラや双眼鏡を手に野鳥を観察する参加者たち

 愛鳥週間(10~16日)に合わせて福岡市中央区の大濠公園で11日、探鳥会が行われた。記者もカメラを手に同行。新緑に囲まれた都心の公園で鳥のさえずりを手掛かりに愛らしい姿を探した。

 参加者は午前9時、公園のボート乗り場前に集合。日本野鳥の会福岡支部担当者の説明を受けながら、愛鳥家ら約30人と一緒に散策。木々で羽を休める野鳥を超望遠レンズで狙う。撮影のたびに図鑑で特徴を確認。「意外にいるんだ」。珍しい鳥との出合いに期待が高まる。隣接する舞鶴公園まで約3時間かけて歩き、コサメビタキやシジュウカラなど25種類もの野鳥を観察できた。

 同会によると、市内で野鳥の個体数は減少傾向の地域もあり、植物や昆虫の生息状況にも深く関係しているという。「野鳥が減ることは、豊かな自然環境が失われつつあることを伝えているのかもしれません」と担当者。自然保護を考えるきっかけは、こんな足元にもあると感じた。

=2019/05/14付 西日本新聞朝刊=