北九州市、転出超過改善にブレーキ 1-4月

西日本新聞 北九州版

 北九州市は13日、今年1~4月に市内へ転入した人と転出した人の差(社会動態)がマイナス1494人となり、前年同期比で転出超過が710人増えたと発表した。転出入者は3、4月が特に多く、12月までの年間数値を大きく左右する。北橋健治市長は、2019年中に社会動態のプラス化を公約に掲げてきたが、その達成は不透明となってきた。

 市によると、18年の1~4月の社会動態はマイナス784人。秋の異動期で改善する傾向もあるが、18年1~12月は4月までの数値を引きずり、結果的にマイナス700人(17年はマイナス1386人)だった。

 19年1~4月は転入1万9660人に対し、転出2万1154人と1494人のマイナス。前年同期に比べ転入は増えたが、転出幅が上回った。市は「東京や福岡などへの転出が増えた可能性があるが、社会動態の改善傾向は続いている」と説明。地方創生の取り組み強化で、社会動態のマイナス幅の縮小に取り組んでいくとしている。

 5月1日時点の人口は94万1239人と発表。4月1日時点で93万人台に落ち込んでいたが、4月中の転入者増で94万人台に戻した。

=2019/05/14付 西日本新聞朝刊=