栄養の専門家養成を支援 九州女子大がベトナムの大学と協定

西日本新聞 北九州版

協定書を手にする(左から)レ・ダン・チュエン国立栄養研究所長、福原学長、レ・タン・ツング学長 拡大

協定書を手にする(左から)レ・ダン・チュエン国立栄養研究所長、福原学長、レ・タン・ツング学長

 九州女子大(北九州市八幡西区)は8日、ベトナム北部のナムディン看護大(ナ大)、同国立栄養研究所と教育交流や共同研究に関する協定を結んだ。急速な経済発展に伴い生活習慣病が増加する同国で、栄養に関する専門家養成を目指す。

 ナ大は2018年、ベトナムで2番目に栄養学を学ぶ専門課程を設置したが、具体的教育方法は模索中。そのため、管理栄養士を育成する学科がある九州女子大の協力を得て、教育の充実を図る。同大が国際的協定を結ぶのは9カ国。

 今後、ナ大教員が九州女子大の授業視察などを通じて教育で必要な施設や授業プログラムを学習。今夏にも同大教授がベトナムを訪問し、同国で愛飲される甘い豆乳と健康に関する研究をナ大の研究者と共同で開始する。将来的には両大学生の相互交流も検討している。

 8日に九州女子大であった調印式には、学生ら約350人が出席。ナ大のレ・タン・ツング学長は「協定により、質の高い教育ができる」とあいさつ。福原公子学長は「両国の研究・教育に重要な役割を果たすことを願う」と述べた。

=2019/05/14付 西日本新聞朝刊=