化粧品会社が創作菓子 和風チョコ発売 芦屋釜職人と連携

西日本新聞 北九州版

創作菓子の第1弾となる「ひょうたん形和風チョコレート」 拡大

創作菓子の第1弾となる「ひょうたん形和風チョコレート」

 化粧品製造などを手掛ける芦屋町の「パルセイユ」(金井誠一社長)が、室町時代の「芦屋釜」を復元した八木孝弘さん(46)=同町=と連携し、創作菓子ブランド「一八堂」を立ち上げた。第1弾は地元農産物を生かした和風チョコレートを発売している。

 八木さんは同町の文化施設「芦屋釜の里」の職人。八木さんの作った茶釜を金井社長が購入したことが縁で、3月にブランドを創設。名称は2人の名前から1字ずつ取り、「一八堂」とした。

 和の意匠に明るい八木さんがパッケージやロゴなどのデザインと、菓子の金型の鋳込みを担当。菓子製造免許を持ち、店舗でポップコーンなどを扱う同社が生産を担う。

 菓子の第1弾は、ひょうたん形和風チョコレート(6個入り、税込み864円)。芦屋町で収穫した赤シソとダイダイ、抹茶を練り込み、町産の塩を隠し味で用いている。

 同社は菓子製造のため、3人を新規に雇用。年内に2~3品を開発する予定で、金井社長は「地域経済の活性化につなげたい」と話す。八木さんも自身の工房を来年町内に構える予定で、「芦屋に育ててもらった職人なので、町を盛り上げることで恩返しをしたい」と力を込めている。

 パルセイユと芦屋釜の里で販売。同社=093(221)5517。

=2019/05/16付 西日本新聞朝刊=