「非常に危険」水俣IC出口、ヒヤヒヤの連続…市民から不安の声 国道事務所も注意喚起へ

西日本新聞

水俣IC側から右折後すぐに車線が減るため、市民から「危険だ」との声が出ている交差点 拡大

水俣IC側から右折後すぐに車線が減るため、市民から「危険だ」との声が出ている交差点

水俣IC出入口の交差点模式図

 南九州西回り自動車道の水俣ICは、国道3号に交わる出口付近が「非常に危険」と、市民から不安の声が上がっている。鹿児島方面に向かう国道3号への右折レーンは2車線あるものの、右折後すぐに外側の車線がなくなり、本線への合流を強いられるためだ。国土交通省八代河川国道事務所は「構造を見直す予定はない」としつつも、ドライバーへの注意喚起を検討している。

 同事務所によると、事前の推計で鹿児島方面への右折車の混雑が予想されたため、右折レーンを2車線設けたという。担当者は「1車線だと信号待ちで車が滞留するので、なるべくさばきたかった」と説明する。右折後の国道3号の外側車線は175メートルあり、「問題になるような構造ではない」という。

 ただ、「早く本線に合流したい」というドライバー心理もあるのか、強引な運転が時折見受けられるなど、合流地点付近はヒヤヒヤの連続。IC開通後は交通量が増え、「いつか事故が起きる」と懸念する市民も多く、外側車線の利用を控える人も少なくない。

 水俣署によると、現時点で目立った事故はないものの、住民からの指摘を受けて「対応を道路管理者と協議中」という。同事務所も「出口手前などでの注意喚起は必要と考えている」としている。

=2019/05/16付 西日本新聞朝刊=