今年初のマダニ感染症 県内 中津市の70代男性

西日本新聞

 大分県は15日、中津市の70代男性が、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染したと発表した。県内では今年初めての感染確認。男性は入院治療中で、快方に向かっているという。

 県健康づくり支援課によると、男性は6日に発熱などの体調不良を訴え、9日に市内の診療所を受診。その後、別の病院に移り14日に検査で感染が判明した。男性は6日以前に、自宅敷地内の菜園で草刈りなどの作業をしており、その際にマダニにかまれた可能性があるという。

 SFTSは県内で昨年までに14人の感染例があり、4人が死亡した。マダニは野山のほか畑や庭など身近な草むらに生息しており、春から秋にかけて活動が盛んになる。同課は「肌の露出を減らし、虫よけ剤を使うなどの対策を心がけてほしい」と注意を呼びかけている。

=2019/05/16付 西日本新聞朝刊=