【動画あり】日向神話がステンドグラスに 宮崎空港、藤城さんが原画

西日本新聞

 世界的な影絵作家、藤城清治さん(95)=東京都=の日向神話をテーマにした原画から造られたステンドグラスが15日、宮崎空港ビル(宮崎市)のオアシス広場にお目見えした。3階まで吹き抜けの広場に、からくり時計とともに新たな空港のシンボルができた。

【動画】宮崎の神話の世界を表現するステンドグラス

 天岩戸伝説や海幸・山幸物語など日向を舞台にした神話の数々を描いた高さ約3メートル、幅約21メートルの大作「『神の光 生命の国 愛と花』~宮崎と日本の神秘の美しさを世界へ~」は、パノラマ的に広がった壮大さと、豊かな色彩と光が織りなす幻想的な雰囲気を味わうことができる。

 宮崎空港創立55周年の記念事業として設置。藤城さんの原画を基にステンドグラス工芸家の臼井定一さん(71)=さいたま市=が制作した。上りのエスカレーターに乗ろうとする利用客の視界に飛び込んでくる仕掛けは、多くの客を立ち止まらせ、魅了していた。

 完成式典に招かれた藤城さんは「光と影を追究してきたその集大成のつもりで取り組んだ。神話の国宮崎の空港に、私の原画が生かされたことを本当にうれしく思う」と話した。

 宮崎県立美術館では26日まで「藤城清治愛生きるメルヘン展」(有料)も開催されている。

=2019/05/16付 西日本新聞朝刊=

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