フットサル「ボルク」知名度アップを eスポーツチーム発足 若松の運営会社 10月の国体に照準

西日本新聞 北九州版

業務提携したコンサル会社「eスポーツジャパン」の関係者らと手を合わせるボルクバレット北九州の選手(中央)=3月(UBUNTUFSプロモーション提供) 拡大

業務提携したコンサル会社「eスポーツジャパン」の関係者らと手を合わせるボルクバレット北九州の選手(中央)=3月(UBUNTUFSプロモーション提供)

 プロフットサルのFリーグ2部の「ボルクバレット北九州」を運営する一般社団法人「UBUNTU FSプロモーション」(若松区)が、コンピューターゲームの腕前を競う「eスポーツ」のチームを発足させた。市場規模の拡大が見込まれるeスポーツへの参入で、フットサルチームの知名度アップを狙う。

 北九州市立大の南博教授が今年3月に実施した市民の意識調査によると、ボルクバレット北九州の認知度は13・9%にとどまった。チームは昨年Fリーグに参戦したばかりで、市民にチームの存在を知ってもらうことが課題となっている。

 同法人では3月、「ボルクeスポーツ」を発足。文化プログラムとしてeスポーツの都道府県対抗大会が開かれる10月の茨城国体へ照準を合わせる。国体ではサッカーゲーム「ウイニングイレブン2019」へ参戦予定で、プレーヤー3人を公募で決定。eスポーツチームの強化を指導するコンサル会社「eスポーツジャパン」(東京)とも業務提携をした。同法人の柿塚英樹GMは「国境を越えるオンラインの世界で強いチームをつくり、北九州の名前を世界に知らしめ、フットサルチームを多くの人に知ってもらいたい」と話している。

 eスポーツを巡っては、昨年からプロ野球12球団のeスポーツチームによるリーグが開始。福岡eスポーツ協会の中島賢一会長(47)は「実世界のスポーツよりもeスポーツはプレーの敷居が低くて親しみやすいため、参入の動きは今後広がるはずだ」と話している。

eスポーツ

 コンピューターゲームなどを対戦型のスポーツ競技として捉える際の名称。ゲームの普及に伴い2000年ごろに生まれた概念とされる。総務省によると、2017年のeスポーツの市場規模は2017年に700億円、視聴者数は3億3500万人。21年には1765億円、5億5700万人に拡大することが予想される。22年に中国・杭州で開かれるアジア大会には正式競技として採用された。

=2019/05/17付 西日本新聞朝刊=

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