南阿蘇にひかれ制作 ステンドグラス作家・松浦さん 19日まで県伝統工芸館で作品展

西日本新聞

「広い窓でステンドグラスの美しさに触れてほしい」と松浦さん 拡大

「広い窓でステンドグラスの美しさに触れてほしい」と松浦さん

 南阿蘇村で工房「エリステンドグラス」を経営している松浦えりこさん(29)の作品展「ERIKO MATSUURA ステンドグラス展」が、熊本市中央区の県伝統工芸館で開かれている。19日まで。ドアや窓にはめ込むパネルなど約20点を展示販売している。

 松浦さんは高知県出身。東京の大学を卒業後、近くの工房で修業しながら独立を目指していたところ、豊かな自然に囲まれる南阿蘇村にひかれ、母親と移住を決意したという。工房が完成する目前の2016年、熊本地震に見舞われたが建物は無事だった。17年4月に工房を開いた。

 ランプや置物など雑貨として人気を集めることが多いステンドグラスだが、松浦さんは自宅の一部に使うパネルの制作にこだわる。「日常空間を特別なものに変える魔法の力がある」と松浦さん。壮大な自然の中で暮らすことも、制作意欲につながっているという。

 熊本城を望む展示室で、松浦さんは「熊本のシンボルを背に、手作りのガラスの透明さを感じてほしい」と話した。会場でオーダーメイドの相談にも応じる。

=2019/05/17付 西日本新聞朝刊=

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