佐賀県鳥栖市の市民文化会館で先日あった演劇「奇跡の人」を鑑賞した

西日本新聞

 佐賀県鳥栖市の市民文化会館で先日あった演劇「奇跡の人」を鑑賞した。見えない、聞こえない、話せないという三重苦のヘレン・ケラーと家庭教師アニー・サリバンを描いた有名な芝居だ。若手人気女優の高畑充希さんと鈴木梨央さんたちによる迫力ある演技に、3時間半があっという間に過ぎ、満席の観客から拍手が長く続いた。

 今作を含め、最近は「九州で鳥栖だけ」という公演も目立つ。関係者によると、1500席規模の会場が北部九州に少ないことやJRや高速道などで九州各地から集客が見込めるためらしい。

 「変化が少ない街」という声を鳥栖でよく聞くが、地の利を生かしたイベントで街を元気にする方法もあるはず。「鳥栖情報を発信し、にぎやかに」という街づくり提言書を地元の高校生も市に提出している。全国から人を呼び込む企画について、市民と行政がもっと知恵を絞ればいいと思う。 (荒木達也)

=2019/05/17付 西日本新聞朝刊=

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