ストレスなくやせられてリバウンドもなし!驚異のみそ汁ダイエットとは?

西日本新聞

 本書は、TVの健康番組でもおなじみの、順天堂大学医学部教授・小林弘幸氏監修によるダイエット体験を実録したコミックエッセイだ。

 小林先生といえば、腸のスペシャリストであり、便秘で悩む患者の救世主、腸の名医と言われている人である。腸内環境を整えるためにさまざまな方法を考案し、最近では「長生きみそ汁」でベストセラーとなったことでも有名だ。

 そんな先生が次に本書で推奨するのは、「やせるみそ汁」。みそ汁をメインにして、食べ方を少し変えるだけでグンとやせられるというのだから見逃せない。

 実際にやせるのを体験し、マンガとして描くのは田中ひろみさん。仏像関係の著書で知られ、奈良市観光大使も務めているミドルエイジの女性だ。

 彼女が腕に小さなパッチの血糖値測定器を付け、日々の生活と食べたものをマンガで紹介してくれる。そして、連動した時間ごとの血糖値の上下がわかるグラフが掲載されているため、何をどう食べれば血糖値が上がるのか、非常にわかりやすい内容になっている。まるで毎日の記録を一緒に体験しているような感覚だ。

 なぜ血糖値がダイエットに関係するのか、そしてなぜ食べる順番が大切なのかは、本書内に詳しく書かれているからぜひ一読してほしい。これらの理由を知ることが、やせるより以前に身体にとっていかに重要なことかが、恐ろしいくらい理解できるだろう。

 ダイエットのメインは、小林先生考案、具だくさんの「やせるみそ汁」。これを食事の最初に食べることで、腸内環境を良くし、代謝を上げることができるという。あとはやせるためのポイントを守れば、炭水化物も我慢しなくてよい。

 事実、田中ひろみさんはこの方法で、3か月で10キロのダイエットに成功。ビフォーアフターの写真でも一目瞭然だ。ゾゾスーツを着て計測した画像などはかなり衝撃的である。

 田中さん本人も、過去に流行ったいろいろなダイエットを経験し、リバウンドを経て徐々に体重を増やしたタイプだ。甘いものが大好きで早食い・どか食い。けれど食べ方のコツをつかみ、意識して食べるようになっただけで、スッキリとした体形になり、美しく健康的にやせることができたのだ。

 今まで何をしても続かなかった人にこそ、ぜひ試してみてほしい。みそ汁を食べることは、科学的根拠に基づいた、きれいにやせるための最も簡単で、最も近道の方法だといえるだろう。


出版社:マガジンハウス
書名:実録コミックエッセイ 腸の名医に教わる「やせるみそ汁」
著者名:小林弘幸 監修 田中ひろみ 著
定価(税込):1,188円
税別価格:1,100円
リンク先:https://magazineworld.jp/books/paper/3038/

 西日本新聞 読書案内編集部

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