子どもの心身育て10年 すせんじジュニアバドミントンクラブ 最年少4歳、25人

西日本新聞 ふくおか都市圏版

今年で10周年を迎える「すせんじジュニアバドミントンクラブ」の子どもたち 拡大

今年で10周年を迎える「すせんじジュニアバドミントンクラブ」の子どもたち

 福岡市西区で活動する「すせんじジュニアバドミントンクラブ」が、今年で創立10周年を迎える。来年の東京五輪・パラリンピックを視野に、男女の若手スター選手が活躍して注目度が高まっているバドミントン。これまで幼児から小中学生に競技の魅力を伝えてきた代表の中島純さん(46)=西区=は「男女ともになじみやすいスポーツ。運動量も高いので、できるだけ幼い時から競技に触れて丈夫な体と技術を身に付けて」と参加を呼び掛けている。

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 クラブは2009年9月、バドミントンクラブが少なかった福岡市西部や糸島市東部での競技普及を目指し、中島さんが設立。大学時代にバドミントン経験のある中島さんをはじめ、コーチ4人体制で指導を始めた。

 しばらくは子どもたち10人前後のメンバーだったが、16年のリオデジャネイロ五輪女子ダブルスで「タカマツ」ペア(高橋礼華、松友美佐紀組)が金メダルを獲得したことや、桃田賢斗、奥原希望、山口茜の若手選手の台頭を機に、加入者は徐々に増えていった。現在は、西区を中心とする25人が週4回、今津運動公園や元岡小、周船寺小の体育館で約3時間の練習に励んでいる。

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 今年1月には、最年少の衛藤未栞(みおり)ちゃん(4)も新たに仲間に加わった。姉の結奏(ゆいか)さん(7)と姉妹で楽しそうにラケットを握り、一生懸命スマッシュに挑戦する姿に、母智子さん(42)は「一緒に運動しながら丈夫な体を作ってほしい。いつか家族でチームを組んで、バドミントンの試合をしてみたいですね」。

 福岡市バドミントン協会によると、18年度の市内のジュニアクラブは15団体(西区には3団体)。特に若者世代の「バド熱」は来年の五輪イヤーに向けてさらに高まることが予想される。

 中島さんは本年度から、県小学生バドミントン連盟の事務局長として、県全体の競技人口とレベルの底上げも担う。

 「バドミントンを通してあいさつや上下関係、チームプレーの大切さも学べる。始める時期が早ければ上達も早い。福岡から、全国や世界で活躍できる選手を育てていくのが夢ですね」と笑顔を見せた。

=2019/05/18付 西日本新聞朝刊=

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