高齢層の就活支援拡充 北九州市、本年度から 各所で相談会を実施へ

西日本新聞 北九州版

 北九州市は本年度から、50歳以上の高年齢層の就職活動支援を拡充する。市内企業の人手不足が深刻化するなか、市は若者の地元就職を促す事業に力を入れてきたが、就業経験がある高年齢層を受け入れたい企業も増えている。このため、総合相談窓口となっている「市高年齢者就業支援センター」(戸畑区)が中心となり、市内各所で相談会を開く。

 事業名は「人生100年時代の『元気にお仕事』応援事業」。市議会6月定例会(30日開会)に提案する本年度予算案に関連費用数百万円を盛り込む。

 おおむね50歳以上を対象とする同センターの利用者数は、2018年度は1万5千人弱。このうち就職に結びついた人は過去最高の1173人と、既に高年齢層の就職は増えつつある。一方で15年の国勢調査では、市内の55歳以上の就業率が全国平均を下回っており、高年齢層の就職数はさらに増やせるとみられる。

 本年度に行う予定の相談会では、同センターが再就職支援や能力開発などの情報を提供していく。

 同センターがある「ウェルとばた」には、(1)市シルバー人材センター(2)国家戦略特区で設けられたシニア・ハローワーク戸畑(3)県高齢者能力活用センター-の機能も備わっている。市高年齢者就業支援センターが、どのような働き方をしたいかなど相談会での要望を聞き、それに合う施設を紹介する役割も果たしていく。

=2019/05/19付 西日本新聞朝刊=

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