荒尾市、ふるさと納税6倍 18年度は1億円超返礼品増、サイト充実

西日本新聞

 荒尾市のふるさと納税制度による2018年度の寄付額が、前年度比6・05倍の1億2068万円に達した。寄付件数も同15・11倍の1万729件。市は返礼品の品目を増やし、寄付を受け付けているポータルサイトを充実したために急増したと分析している。

 市によると、17年度の寄付額は1995万円で県内14市のうち13位と低迷していた。返礼品は菓子や焼き物など25品目に限られていたことから、総務省基準「調達費は寄付額の30%以下」の条件で充実に着手。17年度途中から食肉、県産ミカン、ジャンボ梨などの生鮮品を加え、今年4月現在で108品目に増やした。

 ポータルサイトは18年度から「楽天ふるさと納税」への掲載を開始。従来のトラストバンク社「ふるさとチョイス」ではトップ画面への荒尾市の露出が高まるプランに格上げした。

 この結果、18年度は「お徳用みかん6・5キロ」(寄付単価5千円)に3413件の申し込みが殺到したほか、同じく新規の「有明海産焼き海苔(のり)100枚入り」(同1万円)にも541件が寄せられた。「ふるさとチョイス」へのアクセスは17年度比3・7倍の3万1920件に増加。寄付者の半数を首都圏が占めた。18年度の寄付額は県内14市のうち8位(昨年末現在)に上昇した。

 寄付金はこれまで観光案内板設置などに活用してきた。担当者は「サイトの掲載手数料や送料が増え、19年度は返礼品の調達費率を下げる予定。品目を増やすことで寄付額を維持したい」としている。

=2019/05/19付 西日本新聞朝刊=

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