高校生平和大使18人が挑戦 熊本県選考会

西日本新聞 熊本版

 核兵器の廃絶と平和への願いを世界に発信する第22代「高校生平和大使」の県選考会が19日、熊本市内であった。面接に臨んだ18人は、志望動機となった自身の体験や活動への意欲をアピールしていた。選考結果は近く公表される。

 高校生平和大使は1998年に長崎で誕生し、全国に広がっている。熊本は2009年から始まり、計11人が平和大使を務めた。核廃絶を求める署名集め、被爆者への体験の聞き取りと継承活動などに取り組む。

 原水爆禁止日本国民会議県協議会の役員らが審査員を務めた。選考内容は小論文、スピーチ、面接の3項目で、発信力や熱意、責任感を評価のポイントとした。緊張した面持ちの高校生たちは、「被爆者の語り部が少なくなる中、直接聞いたことを次の世代に伝えたい」「エジプト人のはとこは、戦争で自分の国を追われた。大使の活動で戦争を止めたい」などと思いを訴えた。

 選ばれた平和大使1人は、全国の大使約20人と8月にスイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪問し、署名提出やスピーチをするほか、ノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)本部事務所も訪れる。大使と、選考を通過した4人は8月に長崎市である原水爆禁止世界大会に参加する。

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