「北九州の台所」再整備 旦過市場来年度着工へ

西日本新聞 北九州版

 「北九州の台所」と称される旦過市場(小倉北区、約1ヘクタール)の再整備を検討している北九州市は、2020年度からの着工を念頭に、事業の詳細設計に加え、土地区画整理事業の実施に向けた市の都市計画決定の手続きを本年度中に終える方針を固めた。市議会6月定例会(30日開会)に提案する本年度予算案に関連費用約8千万円を盛り込む。

 老朽化などによる再整備については長年、地元と協議を重ねてきた。神嶽(かんたけ)川の上にある店舗部分をずらして川へのせり出しをなくし、2-3階建て店舗を建てる基本計画が16年にまとまった。昨年10月、市が土地区画整理事業(36億円規模)と河川改修を主体的に行い、地元は主に建物の整備を担う、との方向性を市議会に報告していた。

 本年度は、事業の詳細設計と周辺河川整備の予算を確保したい考え。これと同時並行で、庁内の公共事業評価や都市計画決定の手続きを進める。土地区画整理事業では国の補助事業も活用するため、その認可を20年度に得た上で、解体工事などに入っていく。営業しながら再整備を進めることから、完成までに6-7年ほど必要になる見通し。

 ある市議は「時間をかけ、市場関係者の理解を得ながら準備してきた。ようやく着工できるところまで進んできた」と評価する。

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