毎朝歩いて出勤する途中、ある公園に差し掛かると居たたまれなくなる

西日本新聞 社会面

 毎朝歩いて出勤する途中、ある公園に差し掛かると居たたまれなくなる。

 約20人の保育園児を遊ばせる間、保育士4、5人がごみ拾いをしているのだ。その量が尋常でない。缶やペットボトル、菓子袋、吸い殻でごみ袋が半分ほど埋まっている。

 原因は夜、近くの飲み屋街からあふれ出てくる酔客たち。ベンチで水を飲んだり、喫煙したり、果ては缶ビールで飲み直しを始めたり。ごみを平気でポイ捨てし、朝、保育士がきれいにした公園を、一瞬でごみために変える。

 都市部の保育園は狭く、公園で園児を遊ばせることは多い。清掃は「公園を使わせてもらっているお礼」の意味もあるかもしれないが、まずは「園児が触ったり口にしたりしたら危ないから」だろう。

 公園で子どもが遊ぶ姿を見守るはずの保育士が、どうしようもない大人の尻ぬぐいまで強いられている。園児たちに手をついて謝りたくなる。 (下崎千加)

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