「尾曲がり猫神社」開店 長崎市 絵馬、お守り…関連グッズ販売

西日本新聞 長崎・佐世保版

猫にちなんだ商品が並ぶ「尾曲がり猫神社」の店内 拡大

猫にちなんだ商品が並ぶ「尾曲がり猫神社」の店内

入り口に鳥居を構え、神社の雰囲気を演出している 県内にいる猫の8割を占める尾曲がり猫

 長崎市に多い尾曲がり猫にちなんだ商品を販売する店「尾曲がり猫神社」が、長崎市銀屋町にオープンした。尾曲がり猫の歴史を研究している市民グループ、長崎ネコ学会(15人)が愛猫家の聖地にしようと市の補助金を使って運営する。

 尾曲がり猫には、尾の形が(1)L字形(2)途中で切れたように短い(3)カールして団子状‐の3種類がいる。

 京都大の野沢謙名誉教授の調査によると、長崎県内にいる猫のうち尾曲がり猫の割合は8割で、全国平均の2倍。インドネシアに多く生息しているため、学会は「鎖国時代にインドネシアから長崎貿易の船で渡ってきた」と仮説を唱える。東インド会社が積み荷や木造船をかじるネズミを駆除するために乗せた猫が、出島で上陸したとみている。

 尾曲がり猫神社は眼鏡橋の近くにあり、猫の図柄の絵馬やお守り、曲がった尾をイメージしたかりんとう、マグカップなど約200点をそろえた。入り口に鳥居、店内に猫のご神体とさい銭箱を設け、神社の雰囲気を演出した。浄財は清掃活動をしている障害者の賃金に充てる考え。

 長崎ネコ学会の西島茂行会長(72)は「尾曲がり猫は長崎の歴史の生き証人。まち中の活性化のよりどころとしたい」と話している。地元の資源を活用して人を呼び込む長崎市の公募事業に採択され、2018、19年度に補助金約370万円を受けた。

 営業は午前10時半から午後5時半まで。火曜か水曜は休業。尾曲がり猫神社=095(895)7704。

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