自動車学校でドローン教習 北九州市 新たな商機に

西日本新聞 社会面

ドローン飛行をデモンストレーションする二輪教官の西島祐樹さん=20日、北九州市門司区 拡大

ドローン飛行をデモンストレーションする二輪教官の西島祐樹さん=20日、北九州市門司区

 小型無人機ドローンの操縦方法を学ぶ教室を開講する自動車教習所が増えている。若者の車離れや少子化などで先行きが厳しい中、空撮や宅配など多分野での利用が見込まれるドローンの操縦教習を新たな収益の柱に育てるのが狙い。20日には九州で2校目となるドローン教室の開講式が、北九州市門司区の自動車教習所「アイルモータースクール門司」であった。

 警察庁によると、自動車教習所は1991年の1539カ所をピークに、2018年には1321カ所まで減少。同校でも、生徒数が多い時の約7割に減っているという。

 現在、ドローンの操縦に免許は必要ないが、将来的な導入も見据え複数の教習所が連携する。「車の運転を教えるノウハウ」をドローンにも生かそうと、17年12月に「全国自動車学校ドローンコンソーシアム」(東京)を結成。教習所の教官らは、ドローン操縦を学べる一般社団法人「日本UAS産業振興協議会(JUIDA)」(東京)で認定講師の資格を取得。今年1月には鹿児島県志布志市の自動車教習所が九州で初のドローン教室を開講した。

 アイルモータースクール門司の受講料は24万円(税別)。座学や屋外での実技など授業は4日間計21時間で、試験に合格するとJUIDAのドローン操縦技能証明証などを取得できる。

 同校の二輪教官で、ドローンの教官にもなった西島祐樹さん(28)は「これからは陸だけでなく、空の交通安全にも尽力したい」と話した。

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